青春備忘録

忘れないためのメモ

♯001 会社を辞めた話

令和元年6月末付で3年3ヶ月勤めた会社を辞めました。短大を卒業して新卒で就職した金融機関です。あれこれ忘れてしまわないように記録として経緯をここに残しておきます。前提として一応書いておきますが決してブラック企業ではなかったですし、会社からは最善の策を提案していただきました。ただただわたし自身がキャパオーバーを起こしてしまっただけです。未練がましいですが、正直、辞めなくて済むのであれば辞めたくなかったです。

 

あくまでも記録なのでさくさくと。

 

5月10日(金)

いつもと違う仕事を任されバタバタした結果終業前にミスをする。

5月13日(月)

徒歩20分の通勤途中で息苦しくなり涙が止まらなくなり母に電話する。帰宅し、上司に泣きながら電話する。休み。

5月14日(火)

目が覚めた瞬間泣き始める。泣きながらリビングへ行く。前日上司からは「苦しかったら連絡はLINEでいい」と言われていたので行けそうにないと連絡する。地元の心療内科を受診し不安神経症と診断される。安定剤を処方される。

5月15日(水)

起床後泣かずにリビングまでたどり着くも母に「今日は行けそう?」と聞かれた瞬間泣き始める。上司に連絡するのも申し訳なく母が会社へ行く。その週いっぱい休ませてもらうことになった。

5月20日(月)

始業時間に父と出勤。上司と話し合い会議室で事務作業を行う。同僚とも普通に話す。15時半を過ぎたら営業室内で仕事をしようと話していたが15時頃急激な不安に襲われ泣き始める。上司のところへ行きすぐに帰宅。

5月21日(火)

朝から涙が止まらず出勤できる状態ではなく休む。

5月22日(水)

改めて病院へ。安定剤を少し強い薬に変えてもらう。

5月23日(木)

朝がきつかったら昼からの出勤でもいいとのことだったので体調の様子を見るが不安定になり休み。翌日も休むことになる。

5月26日(日)

月曜日は出勤しようと考えていたが夜眠れなくなる。電気を消した状態だと目を瞑れなくなり両親の寝室へ行こうと母に伝えに行ったところで泣き始める。上司に翌週1週間休みたい旨を連絡する。

5月27日(月)〜31日(金)

月曜日、支店長が家に来る。他支店、本部への異動や休職も選択できると提案していただいた。その週も夜になると急激な不安に襲われ眠れない、夜になると泣き始める日が続く。両親から休職してもまた同じ仕事に戻ったら根本的に解決されないなら退職したほうがいいと勧められる。金曜日、上司に支店に今後の話をしたいと連絡する。

6月4日(火)

再度病院へ。寝つき薬を処方される。安心して眠れるようになった。

6月6日(木)

父と支店へ。退職したい旨を伝える。翌日には人事部にて受理され6月末退職となる。

 

以上が体調を崩してから退職が決まるまでの記録です。実は1月には会社で貧血で倒れており、その翌日に休みを貰い、その翌日の朝イチに家で過呼吸を起こしもう1日休みをもらったことがありました。それ以来、窓口が非常に忙しい時や、ちょっとしたミスをしてしまったときなどに息がつまるように苦しくなることが多々ありました。”ちょっとしたミス“というのも1月の過呼吸以来頻繁に起こすようになり、今思えば予兆だったのかなとも思います。4月に支店長が異動になったばかりで、前の支店長には「お前は意外と神経質でナイーブな部分があるから、いっぱいいっぱいになる前に誰かに言えよ」とアドバイスされていました。結局その通りキャパオーバーになってしまったのですが。わたし自身、はじめのうちは「明日は行ける、来週は行ける」と思うようにしていたのですがそれが裏目に出たのか余計に不安を煽ったようでそう思えば思うほど泣いてましたね。結局は母に「今日も休みなさい」と言われるまで全く落ち着けなかったです。

 

母は昔から精神的に不安定になることが何度かあり、このような事態に大変理解がありました。父は大雑把な人ですが母がそのような人なので理解はありました。退職していいと言ってくれたのもこれ以上悪い方向へ行かせないためだったと思います。後日友人からわたしと同じような状況の人の話を聞きましたが両親の理解がなく辞められずにいたようです。なかなか退職に踏み切るのは難しいでしょうし、実際わたしも両親と退職を決めた後でも「本当に退職してこれからどうしよう」「なんで行けなかったんだろう」という不安のせいでまた不安定になることもありました。でもその状態を続けたところでなんの解決にもならないですね。

 

とりあえず仕事を辞めて今は数ヶ月会社員時代の貯金を切り崩して遊んで暮らさせてもらってます。そろそろ働かないとなあ…。めちゃめちゃ欲を言うと、趣味に時間とお金を使いたいので在宅で稼げる仕事がしたい…世の中そんなに甘くないですね。