青春備忘録

忘れないためのメモ

♯012 幻になった2020年と理想的2021年

明けましておめでとうございます(遅)

 

2020年はきっと幻だったんだと思う。1月4日から6日までわたしは友達と福岡にいた。大好きなNCT127のNEO CITYツアーを見るために、本当は2019年12月末の大阪公演だけのはずだったけど、楽しすぎて大阪から帰ってきたその日のうちに飛行機とチケットを確保した。1月後半、にわかに新型コロナウイルスが流行り始めていたけどまだ大丈夫だろうと思っていた。1月25日から27日までは東京にいた。NCT DREAMの初の日本公演を見るために。運良く真横の通路を通った推しがばっちりうちわを見て目を合わせてくれたりもしたけど今思えば幻だったのかもしれない。2月、コロナウイルスはいよいよ猛威をふるい始めて、4日に大阪で予定されていたNCT DREAMのハイタッチ会は延期になった。一応発表としては延期だったけど多分もうどこかで中止になっただろう。知らんけど。翌日5日が先述推しの誕生日だったから楽しみにしていたのに、幻になってしまった。結局飛行機を取っていたから大阪まで行ったけど、友達と推しのいない誕生日会をして終了した。推しとハイタッチする予定だったのに。2月末、巷では延期や中止になる公演が多い中、わたしはニート期間にハマった東海オンエアを見るため名古屋にいた。マスクは必須、消毒も必須。公演後のハイタッチ会は中止になった。それ以降、軒並み予定という予定は全てコロナウイルスに潰された。予定が合えば行こうと思っていた3月のNCT  DREAMの夢のアリーナ公演、7月のチケットを確保していたGENERATIONSの福岡ドーム公演、華やかに祝われるはずだった三代目の10周年公演、1年を通じて派手に開催される予定だったEXILE  TRIBEのPERFECT YEARも年始の公演のみを行なって全て中止になってしまった。2020年はきっと幻だった。たった1年、されど1年で、貴重な1年を奪われたようで憎い。

そんな幻の1年の中にも少しは良いこともあった。かろうじて行くことが出来た1月2月の公演は全て楽しかったし、11月に久しぶりの現場になったミュージカルRENTもすごく良かった。その時、なかなかこんな機会がないからとサプライズで会いにきてくれた友達までいた。今まで当たり前だった遠征先でサプライズを仕掛けられたのは初めてだった。本当にいい友達を持ったと思う。と、幸せな気分で帰った数日後には演者からコロナ感染者が出てしまったのでそれ以降の公演は中止になってしまったが。推しの夢が途中で途絶えてしまったことが悔しくて仕方がない。観客は濃厚接触者には該当しなかったものの、友達にまで幾分か心配させてしまい申し訳なかった。そして2020年最大の変化、BTSに出会ったことだ。コロナが流行っていなかったら今までの推しを見るのに必死で間違いなく出会っていなかったと思う。そもそもこの未曾有の事態になっていなかったら彼らが「Dynamite」をリリースしていたかどうかもわからない。2020年、BTSとDynamiteに出会えて良かった。

 

そして2021年。状況は全く良くならないが希望と理想だけは持っていたいと思う。どうか、どうか推しに会えたら。どうか、友達に会えたら。今まで大したことない、つまらない人生を過ごしてきたとばっかり思っていたけど、この状況になってから会いたい人ややりたいことや戻りたい瞬間がたくさんあることに気がついてもしかしたらそれなりにいい人生なのではないかと思い始めた。今年はどうか、会いたい人と行きたいところに行って食べたいものを食べて、くだらない話で笑えたらいいと思う。いろんな友達とディズニーに行きたいとか、USJに行きたいとか、推しグルの聖地巡りをしたいとか、温泉に行きたいとか、何よりコンサートに行きたいとか、そんな話ばかりする。もしかしから現実的ではないのかもしれないけど。希望的で理想的な2021年を想像して、ひとつでも現実になりますように。

 

第一目標はブログの更新頻度を上げることです。これが1番非現実的なのかもしれませんが。